4視点VRマルチアングル4K360°VRライブ配信(会場側VRカメラ機材周りの配信システム)の構成と費用・予算感、VRライブ配信で重要な4つのポイント!

ジュエ株式会社は、4K~8Kにおける高解像度および高画質な3D立体視360度/180度VRライブ配信システムを提供しています。さまざまな要項に合わせて、会場側VRカメラや配信システムの構築を担当いたします。当日の運用に関してもお気軽にお問い合わせください。配信サーバーはクラウド(AWS等)、視聴アプリはUnity等で継続した開発が必要となることからお客様側でご準備頂くことが多いです。

複数台のVRカメラ設置、VR180(3D)対応、円周魚眼(フィッシュアイレンズ)をリアルタイムでステッチ及びエクイレクタングラー形式に変換、リアルタイムにてクロマキー合成なども対応できます。しかしカメラや機材が大きくなり扱いも難しく予算が必要となります。そこで予算を抑えつつも、VRライブ配信を演出できる4視点マルチアングル360°VRライブ配信システムを考えてみましょう。

複数台のVRカメラで、スイッチングが可能で、PAさんから頂いた音を映像に乗せたり、モニターやHMDでVRプレビューをチェックできたり、収録もしながらVRライブ配信もできるという本格的な4視点マルチアングル360°VRライブ配信システムです。

 

VRライブ配信で重要な4つのポイント!

VRライブ配信業務として重要なポイントを考えてみます。VRカメラが1時間で止まってしまったり、スイッチャー等に映像として渡せないとVRライブ配信業務としては厳しいものがあります。

VRライブ配信で重要なポイントは4つ!
1.VRカメラは長時間安定(電源動作、熱対策)した動作できるのか。
2.映像として出力(エクイレクタングラー形式)できるのか。
3.収録と配信が同時にできるのか。
4.映像ケーブルを100mぐらい引けるのか。

まず長時間動作できるVRカメラは必須です。たった1~2時間のVRライブ配信でも、建込からリハーサルなどを含めると、ほぼ1日電源を入れっぱなしで動作するVRカメラが必要になります。AC電源等で動くことや、熱で停止しないことがポイントです。

VRカメラからHDMI等で映像を出力できると、さまざまなことが可能になります。HDMIをオプティカルに変換すれば、100mぐらいはケーブルを引けます。100mあれば何とかなるでしょう。加えて映像をスイッチャーに渡せれば、蓋をつけたり、テロップをのせたり、PIP(ピクチャーインピクチャー)なども可能です。何よりPAさんから会場の音を貰ってVRにのせることができます。

収録と配信が同時にできることで、配信エンコーダーや配信サーバーのトラブルが起きた場合に、収録データから後日何かしらの対応が可能になります。少しだけ安心につながります。収録したデータを編集してVODで配信しても良いでしょう。

以上を満たすことで、VRライブ配信業務として本格的な4視点マルチアングル360°VRライブ配信システムになります。弊社のVRカメラレンタルサイトから金額を算出して構築してみます(4視点マルチアングルにアプリ側でどのように対応するのか、4ストリームで配信するのかなど、配信サーバやアプリ側で検討することも多くあります)。

 

長時間安定動作するVRカメラQooCam 8K Enterprise

長時間動作できて、リアルタイムステッチ、HDMI出力できるカメラはQooCam 8K Enterpriseです。360°4K30Pにて16:9サイズでエクイレクタングラーを出力します。VRカメラ自体も小さく会場においても目立ちません。

QooCam 8K Enterprise×20,000円×4=80,000円
レンタルは三脚、雲台、電源ケーブル等もセットになっています。
https://digitalhobby360.jp/rental/vr360live-rental-qoocam-8k-enterprise/

 

カメラ側HDMI/オプティカル/SDIコンバーター

カメラ側に4K対応HDMI→光コンバーターを4台用意します。これによりベースまで映像ケーブルを引けます。会場でケーブルの引き回しはとても重要です。布設できるカメラマンやスタッフを準備します。ベース側にも4K対応光→SDIコンバーターを配置します。

4K対応HDMI→光コンバーター×4×4,000円=16,000円
4K対応光ケーブル 100m×4×9,000円=36,000円
4K対応光→SDIコンバーター×4×4,000円=16,000円
カメラ設置及び光ケーブルの引き回し布設できる経験があるVRカメラマン×2~3名(要お見積り)
カメラ設置個所に合わせたリグ等の構築(プライスレス)

 

ベース側配信(収録、スイッチャー、配信エンコーダー)システム

上記構成でVRカメラからベースまで映像が到着します。ベース側には多数の入出力が可能なATEM Constellation 8Kを用意とします。4K対応光→SDIコンバーターからのSDIケーブルをATEM Constellation 8Kに入れます。PAさんからCanon等で音を頂きます。

ATEM Constellation 8Kから、収録用のSDI出力、配信用のSDI出力、カメラプレビューチェック用のSDI出力等を設定します。配信用のSDI出力先には、4K対応エンコーダー(RTMP)を用意します。RTMPはもう古い規格ですが、なんだかんだとRTMPで配信サーバーに送ることになるでしょう。

映像を4ストリームで送る場合には、安定した専用回線(もしくは十分に高速な回線)を引いてもらう必要があります。事前に会場側と回線業者へ確認が必要です。

ATEM Constellation 8K×1×50,000円
4K対応SHOGUN INFERNO×4×8,000円=36,000円
収録用SSD 480GB×4×1,000円=4,000円
4K対応エンコーダー(RTMP)×4×18,000円=72,000円
SDIケーブル×たくさん
専用回線(忘れずに!)

 

リアルタイムで映像をHMD(ヘッドマウントディスプレイ)確認

VRライブ配信で大きな課題となるのが、映像をリアルタイムで確認することです。回線を通してアプリで見ると遅延と画質が低下します。カメラの設置位置の確認などリアルタイムが難しかったり、配信システムの未稼働だったり、事前のさまざまな段階でチェックすることが困難であることが多いく、アプリで確認はスムーズに行かないことがあります。

そこで弊社でお勧めしているのがSDIから映像を受けて、リアルタイムでVRプレビューチェックできるシステムです。さまざまな映像をSDIで受けて、リアルタイムでHMDとモニターに表示できます。関係者がふらりとVRをチェックに来ても対応できます。カメラの位置決めやリハーサルのチェックにも役に立ちます。本番中のプレビューチェックにも役立ちます。

VRプレビューリアルタイムプレビューシステムライセンス(最小1ヵ月):320,000円
VRプレビューリアルタイムプレビュー用ワークステーション(HMD対応):100,000円

VRプレビューの4視点分のチェック方法として、さまざまな方法がありますが、ATEM側で映像の出力を切り替えて確認するのがシンプルです。本番の配信と同じATEM Constellation 8Kを操作するのは怖いので、もう一台ATEM Constellation 8Kを用意して、そちらを自由に操作できるように設定するとします。

ATEM Constellation 8K(プレビュー用)×1×50,000円
VRスイッチャー周りの映像エンジニア×1名(要お見積り)
VRプレビューシステム周りのVRエンジニア×1名(要お見積り)

会場の状況は配信情報によって大きく変わりますが、配信1dayの機材費用として大体70万~+αという予算感にて実施できます。その他の必要な予算としては、会場のロケハン、テスト撮影、回線チェック等の実施です。

弊社からスタッフを用意する場合は、5名程度(規模によります)、前日の建込があるのか、撤収が何時になるのか、移動日が必要か、配信が何日かなどを考慮する必要があります。SHOGUNで収録したものを編集する場合は編集費用も加わります。

ジュエ株式会社は、4K~8Kにおける高解像度および高画質な3D立体視360度/180度VRライブ配信システムを提供しています。さまざまな要項に合わせて、会場側VRカメラや配信システムの構築を担当いたします。当日の運用に関してもお気軽にお問い合わせください。

QooCam 8K Enterprise を試して見たい方は是非レンタルをご利用ください。
https://digitalhobby360.jp/rental/vr360live-rental-qoocam-8k-enterprise/

 

    お問い合わせ


    360度VR撮影、特殊空撮、GRIP、VRライブ配信、撮影機材の販売レンタル、ドローン及びVRイベント運営等、各種ご相談承ります。
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