NeRFによる現場情報共有の劇的進化!NeRFで実現するリアルタイムな自由視点と情報共有、新たなロケハンとプリビズの可能性

VR、AR、アバター、バーチャル空間、メタバースといった技術への取り組みが一区切りつき、次のステップとしてNeRF(Neural Radiance Fields)の導入を検討していませんか?2023年6月現在、NeRFの画質はまだ改善の余地があるため、技術が成熟するのを待ちながら新たな情報を収集している方が多いのではないでしょうか。

ジュエ株式会社でもNeRFの有効性を確認するための検証を進めております。そして現時点でNeRFが威力を発揮する分野を見つけることができました。それはロケハンです。ロケハンと同時にプレビジュアライゼーション(プリビズ)にも繋がります。ロケハンだけでなく、現場の状況の共有やシミュレーションにも、NeRF技術は有効に活用できます。これらはLuma AIによる生成されたNeRFを利用しています。

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https://jouer.co.jp/distinations/photogra-nerf-vr-shooting/

ロケハンとは
ロケハン、またはロケーション・ハンティングとは、映像制作やイベントなどを行う前に、実際の現地を下見し、必要な情報を収集する作業のことを指します。本番での問題を未然に防ぐことができます。土地の特性や周辺環境を理解するためにもロケハンが行われます。

詳細はこちら:ウィキペディア:ロケーション・ハンティング

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%

ジュエ株式会社でも、撮影前にロケハンを行います。360°カメラやスマートフォンを活用して、現場の状況を詳細に撮影します。撮影した写真とパワーポイントを組み合わせて、現場の状況を整理し、チーム全体で共有します。ロケハンに参加した本人と、資料のみを見た人とでは、現場のイメージを掴む情報量に大きな差が出てしまいます(資料作成のスキルにも問題があるかもしれません。。)。写真は2次元の情報であり、3次元空間の情報が不足していると思われます。

NeRFを使用することで、3次元の空間的な情報が伝わり現場の情報共有が劇的に向上しました。演者やキャストの動きのシミュレーション、カメラの角度やカット割を含むVコンテ、撮影部隊を含むカメラワークのビジュアル共有などにもNeRFは活用できるでしょう。これまでCGを用いて作成していたプレビジュアライゼーション(プリビズ)の制作にも、NeRFに期待です。

NeRFを使用することで、3次元の空間的な情報を伝えることが可能

 

NeRFで3次元化!自由な角度で視認できる

ロケハンしかりGoogle Mapを利用した場合は、その撮影地点からの写真になります。360°写真や動画であっても、もう少し正面から見たい、看板がどの程度映るのか知りたい、カメラの高さを調節したい、人はどのように映るのかなど、更なる情報が欲しくモヤモヤとすることがあります。

 

そこでNeRFです。空間的な情報があるため自由視点で見れます。しかもリアルタイムです。今回のサンプルを作るためのNeRF撮影時間は2~3分(Recは1分程度)と実用性も高いです。

建物を正面からドリーしてみると、、、ローアングルから見え上げると、、、道路の端から隠れたように見えると、、、高さを出して2階ぐらいから見ると、、、などなど打ち合わせしながら、見たいところを自由に見れると、現場の3次元の情報が頭に入ってきます。

ゲームパットを使ってモニターで論議しながら映像をチェックできます。ロケハンに参加していない人もこの体験で、実際にロケ地を見てきた気持ちになります。がんばって資料を作るより伝わります。

 

キャラクターにアニメーション!カットやアングルを探れる

次は、浅草隅田公園の河川敷です。GoogleMapのストリートビューもありません。河川敷から何がどのように見えるのか分かり難い状況とします。

 

NeRF化した隅田公園の河川敷は、このように自由視点で見ることができます。こちらも2~3分での撮影でNeRF化しました。

CGの人とカメラを設置してみます。カメラを設置したらどのように見えるのかシミュレーションできます。

気が済むまで、どこにカメラを置くとどのように見えるのか探れます。カメラのセンサーやレンズのミリ数も自由に変更できます。カメラの高さ、どのような背景が映り込むかなど自由自在に検証できます。

以上の検証を行いNeRFは、ロケハンだけでなく、現場の状況の共有やシミュレーションにも、NeRF技術は有効に活用できるでしょう。ジュエ株式会社では、特殊な空撮とVR撮影を提供しております。NeRFに適したカメラ機材などの販売や導入もサポートいたします。ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。これらはLuma AIによる生成されたNeRFを利用しています。

ロケハンに導入お勧めです。

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