ジュエ株式会社では、さまざまな場所で180°~360°VR撮影を提供します。地上はもちろん空中、水上、水中、車両等の特殊な場所が得意です。各要件に基づきカメラとレンズを選定して撮影します。
超ワイドスクリーン、キューブパネル、全天球ドームなどいろいろな形状を考慮して、最適な形式でデータを納品します。状況に合わせてシュミレーションも作成できます。お気軽にご相談ください。今回は、360度ドーム体験できる全天球ドーム向けの映像をシュミレーションして見ました。
360度ドーム体験は、HMDなどデバイスが不要です。そのため一定の人数が同時に360°を視聴することができます。イベント、学校や博物館、科学センターなどで採用されることが多いです。単純にプラネタリウムをより広視野角にしたものと考えると分かりやすいですね。しかしドームに投影してみないと実際の見え方がわかりにくい欠点があります。
今回の映像はエクイレクタングラー形式を利用します。1つの映像で360°すべての方向を集約した映像方式です。海と道路のシーンを用意しました。この画像からは、実際の見え方が想像できますか?なかなか難しいです。
シュミレーション用に360°ドームを検索
YoutubeにSpace 360というドームを見つけました。直径12 メートル球体であり、中央にガラス張りの橋が架かっています。細かい寸法は不明ですが、Youtubeで見えている情報をもとに作成します。
Space 360
https://youtu.be/-82nFxptknA?si=VQ9o3nT_6taRmPfb
ガラス面の床には、片側で2~3本ぐらい骨組みがあります。真下はガラスで透けて見えます。
橋の幅は2mぐらい、橋の手摺(ガラス)は、人の肩ぐらい高さと設定します。
投射はプロジェクターなので、LEDのようにハッキリは見えない想定です。コントラストはとても低いでしょう。
12mのシュミレーション360ドームを作りました。
目測した大きさをもとに、シンプルな橋を作りました。正確な情報があれば、よりリアルな構造物をつくれます。
映像を映し出す360スクリーンを作ります。カメラの画角が違いますが、実際の映像とおおよそ似ているのではないでしょうか。
横から
後ろから
360°動画を流してみます。全天球ドームでありながら、もうバーチャルスタジオです。LEDウォールの普及が進んでいるので、このような施設も増えてゆくでしょう。常夏のハワイのようです。
まるで海辺にいるかのようです。
映像の輝度やコントラストをプロジェクターの投影に近づけます。
自己アバターは首無しに変更、モブとして海を懐かしむ海賊も入れました。シュミレーター内は、自由に動くことができます。例えば、球体の中と端では見え方が違うことや、真下がどこまで見えるのかなど確認できます。
ほかにも移動するシーンの向きや、どんな演出が面白いか等を検討することができます。
映像の酔いや立体感に関しては、HMDを装着して視聴することで、人物目線で確認できます。大きなスクリーンは映像の動きに引っ張られますので強く酔います。HMDを装着すれば、仮想ですが体感も確認できます。
シュミレーターがあればロケハンや企画の段階で見せ方を確認・提案できます。イベント、学校や博物館、科学センター向けに効率の良い映像制作が可能です。イベントや箱物などの360°もしくは広視野角のスクリーン向けの映像はジュエ株式会社におまかせください。バーチャルプロダクション向けの撮影もしており、さまざまな要件に基づきカメラとレンズを選定して撮影を提供しております。お気軽にお問い合わせください。