2022年最強の高品質VRライブ配信カメラ 8K30p/6K60p「Kandao Obsidian Pro」でVRライブストリーミング配信

2022年最強のVRカメラ「Kandao Obsidian Pro」でVRライブストリーミング配信をしてみます。東京オリンピックや北京冬季オリンピックで使われた実績を持つカメラです。まさにオリンピッククラスの性能です。「Kandao Obsidian Pro」は、RAW動画で12K撮影(収録)ができる唯一のカメラです。VRライブ配信では最大で8K30pです。エンコードはカメラ内に搭載しています。外部のワークステーションやエンコードを用意する必要はありません。カメラ単体で配信できます。

「Kandao Obsidian Pro」RAW動画で12K撮影の記事URL
https://jouer.co.jp/virtual-productions-360-vr-shooting/

VRライブ配信の配信の解像度は、8K30pの他に6K60pと4K60pを選ぶことができます。6K60pはめずらしい解像度です。60p出せるのでスポーツのライブ配信等にも有効でしょう。もう一つ面白い機能があります。RTMPだけではなく、Haivision社が開発したSRT(Secure Reliable Transport)を使えることです。RTMPは技術的に古くH265の対応や、現在では低遅延でもありません。新しいSRT(Secure Reliable Transport)は、RTMPに変わるプロトコルとして注目されています。

SRT(Secure Reliable Transport)
https://www.haivision.com/products/srt-secure-reliable-transport/

RTMPは、もっとも普及しているライブ配信の上り(配信サーバーへ映像を送る部分)に利用されているプロトコルです。ファーストマイルと呼ばれる部分です。RTMPについてはWowza Blogの記事がわかりやすいです。dpsjにて日本語化された記事も掲載されています。

RTMPの記事URL
https://www.dpsj.co.jp/tech-articles/wowza-blog-rtmp
https://www.wowza.com/blog/rtmp-streaming-real-time-messaging-protocol

今回の記事では、オリンピッククラスの最強のVRカメラ「Kandao Obsidian Pro」を使って新しいSRTプロトコルで、8K30pと6K60pのVRライブ配信をテストします。直接SRTを受けることで8K30pのVRライブ配信映像を2秒遅延で安定して受信できました。

 

「Kandao Obsidian Pro」のセットアップ&配信テスト

Kandao Obsidian Proはとても重たいカメラです。カメラ重量は10kgあります。カメラ重量に耐えられる三脚等が必要です。

今回屋外を想定して、ポータブルバッテリーを用意しました。8Kエンコーダーはカメラ内蔵なので、外部PCなどエンコーダーがなくても8Kライブ配信が可能です。

カメラには、有線LANを接続します。送信ビットレートを変更できますので5Gモバイルルーターなどを利用してもよいでしょう。

配信の遅延時間が分かるようにタイムを表示します。

「Kandao Obsidian Pro」のカメラメニュー画面から、VRライブ配信の解像度等や設定を変更できます。

配信先URL等はスマートフォンのアプリから設定できます。アプリ側で細かいカメラ設定を行います。今回はSRTを使って検証します。

まずはSRTで配信サーバへ送り、HLSで視聴してみます。

隣に別のパソコンを用意して、VRライブ配信を受信しました。モニターのみ近くに引っ張てきました。HLSなので約40秒の遅延で受信できています。これはSRTの遅延ではなく、HLSの遅延ですのでApple Low Latency HLSなどを配信サーバー側で使えば、10秒以下になるでしょう。

解像度やfpsが正常に出ているか確認します。このようにしっかり8K(7680×3840)@29.97fps出ています。

次は、6K60fpsもテストします。

滑らかな60fpsで6Kで安定した受信ができました。以上から8Kと6KにてVRライブ配信の機能を確認しました。

外部電源の残り時間も10時間ぐらいあります。この外部電源と一緒に使用すれば、長時間のライブ配信も可能です。

最後にSRTを直接送受信してみます。カメラから視聴端末に直接SRTを送り遅延時間を確認します。

送信側30分15秒、受信側3分17秒です。約2秒ぐらいの遅延で8K29.97が受信できました。以上から8K30pと6K60のVRライブストリーミング配信の動作を確認できました。東京オリンピックや北京冬季オリンピックで使われた実績を持つカメラ最強のVRカメラ「Kandao Obsidian Pro」の販売・導入及びレンタル等に関してお気軽にご相談ください。

ジュエ株式会社では、4K・8K・12K・16K 180度及び360度VR撮影を提供しています。VR撮影によるバーチャルプロダクション(LEDウォール用VR撮影・超ワイド)映像、動画素材、企業PR、展示会紹介、アトラクション、宣伝素材、インバウンド、観光の撮影および編集制作はジュエ株式会社(本社:東京浅草)にお任せください。RED 8K60fps(複数台)超ハイエンド360°撮影も提供いたします。

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