フォトグラメトリで作成した3Dデータを適宜調整して、ゲームエンジンやメタバース空間に取り込みます。フォトグラメトリやNeRFは、メタバースやデジタルツインの領域で注目されています。物理的な空間や物体を高精度にデジタル化し、それらを仮想環境に組み込むことで、ユーザーはリアルタイムでインタラクティブな3D体験を楽しむことができます。
例えば新製品のプロトタイピング、建築や都市計画のビジュアライゼーション、教育やトレーニングのためのシミュレーション、そしてエンターテイメントなど、幅広いアプリケーションで活用することができます。以下の銅像はフォトグラメトリで3Dモデル化したものです。
リアルなデジタルレプリカの利用により、デジタルと物理的な環境が融合された仮想空間で購買行動を取る新しい領域に進化できれば、デジタルツインをメタバースビジョンとしてコアビジネスプロセスとなるエンタープライズメタバースを実現できます。
ジュエ株式会社は、フォトグラメトリ、NeRF、VR撮影などの先進的な技術を駆使して高精度な3Dデータや仮想体験を提供します。フォトグラメトリ・NeRF・VR撮影による高精度な3Dデータや仮想体験、さらにメタバースやデジタルツインにおけるビジュアライゼーションを求めるプロジェクト向けの撮影は、ジュエ株式会社(本社:東京浅草)にお任せください。
PR:レーザースキャン・フォトグラメトリ・VR撮影について
https://jouer.co.jp/distinations/photogra-nerf-vr-shooting/
50m~100mのエリアをフォトグラメトリ
オープンワールドを意識して少し広めのエリア(50m~100m)をフォトグラメトリでキャプチャーします。小物などの3Dデータは取り扱いが簡単ですが、このように大きいサイズはいろいろな困難があります。。。
このエリアを中程度の品質でメッシュ化しただけでも、150M trisになりました。1億5000千万(150M)三角形あります。高精細なゲームのキャラクタで数百万 trianglesです。Webやスマホで扱えるものは100万以下、PCゲームなら数千万 triangles以下です。1億5000千万 trianglesは巨大です。
そこでエリアを3分割して処理します。高精細なエリアと、粗いエリアに分けます。
銅像があるエリアは、物体が多くあることがわかりました。
地面があるエリアは、物が少なめです。
銅像があるエリアでは、銅像周りをさらに分割しました。さらに銅像部分を分割した目的は、銅像部分のよりリアルにするためです。
地面3つと銅像1つの合計4つに分割しました。地面はそれぞれ30~70万トライアングル、銅像部分は280万トライアングルです。全体で500万トライアングルぐらいになりました。PCゲームで動かすなら問題は無いサイズです。1億5000千万から500万になりました。
銅像を修正します。刀の紐部分が切れています。※写真はローポリ前です。
紐を作り繋げました。さらに細部の破綻も抑えつつメッシュを軽くしました。※写真はローポリ済みです。
テクスチャーも修正します。側面の草のテクスチャーが足りておらず気になります。
草のテクスチャーを付け足しました。
それぞれのパーツをゲームエンジンに取り込み
ゲームエンジンに取り込みます。3つのパーツを配置して位置を揃えます。
立札なども個別に処理すれば、もっと精密にできます。空いた穴に銅像を設置します。
メインとなるものを詳細に特別見ない部分は低解像度にすることで、容量を抑えつつ高画質なコンテンツを作ることができます。NaniteやLOD(Level of Detail)を使えば、このような作業は不要かもしれませんが、容量を適宜に調整できるメリットは大きいでしょう。
木や草なども入れてゆきます。これらはCGアセット等を利用します。※元の木や枝は処理段階ですべてカットしています。
ライティングを入れます。ぐっとリアルになりました。
周辺環境も作りこみます。
自由な視点で映像を見ることができます。
カメラ設定をシネマティックにしたり、太陽光を変更することで、さまざまなシーンを再現できます。昼間に撮影したデータでも夕方や夜のシーンとして利用することもできます。映像の素材としても活用できます。
ゲーム上で動かしてみよう
フォトグラメトリやNeRFで作成した3Dデータをゲームなどのメタバース空間に取り込むことで、ゲーム感覚で自由に3Dデータを見ることができます。さまざまな用途に活用できます。
ゲームエンジンなので、ゲームPCはもちろんSony PS5やNintendo Switch、スマートフォンなどへ最適化すれば、さまざまなデバイスでも見ることができます。フォートナイトなど利用するプラットフォームを選択すれば、多人数が同時に参加し会話できるメタバースなども構築できます。
ジュエ株式会社は、メタバースやデジタルツインを活用した事業展開、3Dコンテンツ向けデータ素材、現実性リアリティを追求したいバーチャル・プロダクション用のデータ、メタヒューマンやフォートナイト等におけるメタバース空間向け素材を提供します。
それぞれ特性に合わせたフォトグラメトリ・NeRF・VR撮影を提供します。デジタルツインやメタバースなど、仮想世界における事業展開やバーチャルシミュレーションをサポートする撮影サービスです。それはフォトグラメトリ・NeRF・VRに利用可能な映像撮影を行い新たな視覚体験を創造します。