事例:長距離映像及び赤外線監視カメラシステム連携ドローンデモ

# 概要
長距離映像及び赤外線監視カメラシステム連携ドローンデモ

## 目的・課題
長距離映像及び赤外線監視カメラシステムとドローンを連携し識別及び検知・性能等を確認するためのデモンストレーションのドローン運用を担当しました。主な課題は以下のとおりです。

– 指定エリア内で安定した検知・追尾を実現(沿岸の強風に耐える大型機が望ましい)。
– 海岸沿いという環境で、安全基準と許認可条件を満たした実施体制の確立。
– デモ要件(各セッション10分以内、連続実施)に対応できる電源・人員体制の整備。

## 対応・実施
監視拠点を起点に、法令・許可範囲を満たす候補地を洗い出し。港湾・警察・保安等の関係機関へ事前連絡と必要手続きを実施。大型マルチローター(Alta Xクラス)を採用。沿岸の強風下でも姿勢安定性が高い。検知を安定させるため、視認性・IRコントラスト向上用ターゲットを追加搭載。大容量ポータブル電源(DELTA Pro相当)×2基を用意し、バッテリー回転充電と監視機器・冗長給電を実現。各セッション10分以内で沿岸ルートを複数回飛行。監視側・飛行側の時刻/通信を事前同期。風速上限等の中断基準を設定。約3日間で15フライトを実施し、地震、荒れた海、強い風などの環境変化がありましたが全便無事完了しました。運用体制は以下のとおりです。

### 運用体制(ロール):
– プロデューサー/現場統括(全体進行・対外調整)
– ドローン操縦者
– GCSオペレーター:QGroundControl等で機体状態・経路・ミッション管理
– テクニカルアシスト(機体・ペイロード・通信・電源)
– 安全係員(立入管理・第三者上空回避・気象監視)

## 補足
世界情勢を踏まえ、さまざまな場面でドローンの脅威認識と対策が求められています。ジュエ株式会社では、小型・中型・大型・FPV など多様な機体の運用実績があり、検知・識別・追尾の評価や実証、システム導入まで一貫して支援します。ドローンの検知・認識に関するプロジェクトや PoC のご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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